— 番頭の予想
無料版で匂わせた2頭、正体を明かす。
まずブレイブゼウス。近走着順を並べると2着・1着・3着・3着・2着——直近5戦、すべて3着以内。3着内率1.0という数字が出た。金沢B2のダートで5戦連続して圏内に踏み止まる馬がそうそういるか。崩れを知らない馬だ。
この馬の前売りが3番人気5.3倍。1番人気ゴルティス3.7倍は認める。近走に2勝あり、実績は素直だ。ただしゴルティスの近走には6着・4着が混じる。対してブレイブゼウスには着外が一度もない。市場はゴルティスを上に置いた。こちらの帳面ではブレイブゼウスが最上位に来る。市場との差がある、それだけだ。
次にブレイクネック。4番人気6.8倍、こちらでは2番目評価。近走着順は1着・2着・3着と刻んだ後、直近2走が7着・6着。市場はそこを見て4番手に落とした。好走の蓄積が崩れ2走で消えるものではない。重馬場ダート1400で改めて問い直せる条件だ。6.8倍なら払い戻しとのバランスも悪くない。
▼堅実——ブレイブゼウス複勝、ブレイクネック複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味——ブレイブゼウス×ブレイクネック ワイド、ブレイブゼウス×アイオラナキラ ワイド(2点)。アイオラナキラは前売り10番人気38.9倍。こちらの帳面では6番目評価で、市場との落差が今日の10頭の中で最も大きい馬だ。近走3着内率は0.2と低く「来る」とは言わない。ただ「市場に一切見られていない」という事実だけを材料に置く。月に一度獲れれば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢——ブレイブゼウス-ブレイクネック-アイオラナキラ 三連複(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは、帳面の裏に筋があることだけ。乗るかは各自で決めろ。