— 番頭の予想
先週、本命に置いたコーチェラバレーは来なかった。「複勝で守る」と言った②ミラージュナイトが1着で配当は120円だけ拾えたが、穴のスピードリッチも来ず妙味と夢は全滅だ。帳面の選択が市場に負けた——言い訳はない。
今週の軸は⑫アルマデオロ(1番人気3.8倍、武豊)だ。同距離2000mで5戦4回3着内(8割)、負けた時の着差平均は0.1馬身——16頭の中で最も着差が付かない馬だ。先行して崩れず、際どく外れることもなく着実に来る。帳面1位、市場1番人気。ここは素直に認める。
2番人気⑪ショウナンサムデイに一言。池添との相性は10走5回3着内と良いが、帳面では7位で直近フォームは下降傾向だ。2番人気は割高とこちらは見る。対抗は⑧キャントウェイト(4番人気8.5倍、帳面3位)だ。今日の全出走馬で速指数のベストが最も高い。上昇傾向、稍重でも5割の好走率で丹内との相性も悪くない。4番人気は正直な値段だ。
今日の掘り出しは⑬エルフストラック(7番人気16.0倍、帳面4位)だ。数字を束ねる。稍重で走ったレースは全て3着内。同距離2000mの好走率も6割超。全体の3着内率が0.6——16頭の中でも上位の部類だ。過去の平均着順が2.8で、負けても上位付近に来る馬だ。直近フォームは上昇傾向で先行もできる(平均先行ポジション3番手付近)。なぜ市場はここまで評価を下げたのか——持ち時計が上位人気馬に比べて一枚落ちるからだ。だがこの馬場とこの距離への適性の確かさは帳面が認めている。7番人気は十分に美味い。
展開の鍵は①クレバーテーストだ。逃げ率8割、ほぼ逃げ一手の馬だ。①が逃げ、⑯ディーガレジェンドが番手に付き、⑫が好位を追走という隊列になれば、⑬も好位に付いて自分の競馬ができる。先行勢に有利な流れを読む。
▼堅実 — ⑫アルマデオロ複勝・⑧キャントウェイト複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — ⑫×⑬ワイド・⑧×⑬ワイド(2点)。月に一度獲れれば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢 — 三連複⑧⑫⑬(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。