— PREDICTIONS
函館ダート千七。11頭の帳面をめくった。 1番人気プロミストジーンは素直に認める。この距離で負けた試しがなく、負けても平均0.05馬身差——際どく負け続けても粘ってきた馬が同じ条件で来た。新聞が推すのは当然だ。こちらも否定しない。 だが問題はその先だ。数字を横断すると、市場が飛ばした馬が一頭いる。前売りのオッズが示す評価と、こちらが数えた距離成績・時計・着差の物語が、明らかに食い違っている馬だ。 世間が評価を下げた理由は分かる。前走の着順だろう。だが着順だけで競馬を読む奴は素人だ。着差を見ろ。そこに別の顔がある。こういう馬こそ、波乱の主役になる。 馬名と数字の束ね方は本編で明かす。続きを読め。