— 番頭の予想
穴の筆頭は10番メイショウゴウケツだ。前売り9番人気、単勝29.7倍。こちらの帳面では4番評価で、市場との落差は5ポジションある。
この馬の近走を眺めてみろ。最古の一走こそ大敗だが、そこから立て直して以来は3着、3着、3着と安定して馬券圏内に顔を出している。直近もまた3着だ。近走の3着内率は0.6、つまり近走の6割は圏内で走り切っている馬が前売り9番人気の29.7倍に放置されている。大敗後に地力を取り戻し掲示板に定期的に絡む——そういう馬を誰も拾っていない。この落差こそ今日番頭の語る「別の角度」だ。
もう一頭、3番クレインヴォイス。前売り11番人気、52.9倍。帳面では2番評価、市場との落差はこのレースで最大の9ポジションだ。最古の大敗から近走は立て直しており、1つ前の走りには2着がある。ただし3着内率は0.2と低く安定感に欠けるのは認める。一か八かの馬だ。メイショウゴウケツとは性質が違う。帳面の評価と52.9倍の乖離が気になるなら薄く添えておくだけでいい。
反対側の話もしておく。市場2番人気ミアソレイユ(5.1倍)は帳面では10番評価だ。近走は一走ごとに着順が落ち続けており、3着内率は0.0。市場の信頼と帳面の数字が最もかけ離れた一頭がここにいる。これを信じるかどうかは各自の判断に委ねる。
◾買い目
▼堅実
8番ナイトスナイパー複勝、10番メイショウゴウケツ複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層と割り切れ。
▼妙味
8番×10番ワイド、8番×3番ワイド(2点)。月に一度獲れれば御の字。ワイドで二桁配当が来ればその日は笑える。
▼夢
8番×10番×3番 三連複(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分、それ以上積むな。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは帳面の数字に筋があるということだけだ。乗るかどうかは各自で決めろ。