— 番頭の予想
セイクリスティーナ(2番人気、単勝2.4倍)が本命だ。帳面の1位評価。近5走は1着・2着・1着・1着・5着で3着内率0.8。崩れたのは5走前の1度のみ、市場との差は1つ。順当に強い馬であり、新聞読みにも分かる結論だ。深追いする類いではない。
ただし1番人気リケアマカロニ(単勝2.1倍)には引っかかる。こちらの見立ては8位、市場との開きが7つある。近5走は7着・10着・1着・5着・5着で直近2走が大崩れ、3着内率は0.2。吉原寛人の名を背負って2.1倍まで売れているが、帳面の数字はそれを支えていない。「市場が何かを見ている」か「市場が名前に乗っているだけ」か——こちらは後者に傾く。
本日の掘り出しはムルーデ(8番人気、単勝44.9倍)だ。近5走を古い順に並べると6着・7着・1着・2着・1着。先に目に入るのは6・7着の凡走だから誰も見ない。だが直近3走に絞れば1着・2着・1着——これは地力のある走りだ。3着内率0.6、帳面の3位評価、市場との開きが5つある。44.9倍という値付けは過去の凡走を引きずっているだけで、直近の変わり目を全く織り込んでいない。重馬場の盛岡ダート1800m、差がつきにくい条件で底力がある馬は展開を問わない。複数の数字が一本の筋に束まると、「誰も気にしていないが帳面は押している」馬の典型になる。
対抗はヒナタ(4番人気、単勝10.5倍)。帳面の2位評価。近5走は4着・1着・1着・1着・1着と4連勝後の直近4着。市場より帳面が上に見ており、セイクリスティーナと組ませる価値がある。
▼堅実 — セイクリスティーナ複勝・ヒナタ複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — セイクリスティーナ×ムルーデのワイド・ヒナタ×ムルーデのワイド(2点)。月に一度獲れれば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢 — ヒナタ-セイクリスティーナ-ムルーデの三連複(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家を信用するな。こちらが言えるのは、帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。