— 番頭の予想
さて、最初に言いたいことがある。5番ボニファシオだ。前売り2番人気、単勝5.3倍。なぜだ。近走着順を数えてみろ——7着、11着、7着、10着、9着。5戦連続で馬券にも絡めていない。3着内率は0%。それで単勝5倍台の人気を集めるのは、過去の実績か名前で寄ってくる客が押し上げているとしか読めない。こちらの帳面では9番評価、市場とは7つのズレだ。こういう馬を「人気だから」と乗るのが、こちらの最も嫌う競馬だ。
本命はジャルダンデュロワ(4番)。これは迷わない。近走5戦全て3着内、複勝率100%。C3クラスでこれほど安定した数字を並べる馬は珍しい。前売り4番人気でオッズ6.1倍、こちらの帳面でも最高評価。新聞通りではあるが、実力は本物だ。素直に認める。
では穴はどこか。7番ケイティーユイだ。前売り8番人気30.4倍。牝8歳、誰も振り向かない。だがこちらの帳面では4番評価——前売り人気との差は4つある。直近に2着がある。古馬でも体が動いている証拠だ。この評価と30倍のオッズの落差、市場は「年だから」と一刀両断している。こちらの物差しは違う。
展開ひとつ。船橋ダート1800mは先行争いが激化しやすいコースだ。前に行きたい馬が複数いるこのメンバー構成で、ペースが流れれば差し馬の出番がある。ケイティーユイにとって悪くない条件だ。
▼堅実
ジャルダンデュロワ複勝・キングブルズアイズ複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味
ジャルダンデュロワ×ケイティーユイ ワイド、キングブルズアイズ×ケイティーユイ ワイド(2点)。月に一度獲れれば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢
ジャルダンデュロワ・キングブルズアイズ・ケイティーユイ 三連複(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは、帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。