— 番頭の予想
まず逆から見る。前売り2番人気サウンドアンフィニ、5.3倍。直近2走は11着・7着の大敗続きだ。一走前の2着があるのは知っている。だがその前後の崩れ方を見ておいて、なぜ世間は2番に押し上げるのか。こちらの帳面ではこの馬を10番手と評価した。世間との落差がこの11頭で最も大きい馬だ。その乖離を「世間の誤読」と決めつける気はないが、少なくともこちらは素直に乗れない。
本命はブリリアドロと置く。3番人気6.5倍。直近2走が2着・3着と安定、5走の3着内率は0.5と頭数上位水準。今の状態は信頼できると見た。市場の3番人気評価は妥当だ。1番人気レイナボニータは直近2走で7着・9着と崩れているが、小牧太の腕は否定しない。買い目には入れておく。
さて本題。今夜の面白みは5番アングラー、6番人気10.3倍だ。こちらの帳面、全頭中でこの馬を一番上に置いた。世間との評価の開きは5つ——この11頭で最大のズレだ。何が違うか。5走の3着内率0.6、これも頭数中でトップ水準。着順を並べると最近2走が3着・4着、その前に1着・2着と力を示している。5走前に7着があるが、それ以後は崩れていない。「6番人気10倍台」という市場の値札と、帳面が指し示す評価の間に、これだけの隙間がある。こちらが今夜の仕掛けどころと読むのはここだ。
押さえでもう一頭、11番ボールザマホーニー、8番人気14.0倍。帳面では4番手評価、世間との開きは4つ。直近4走が4・4・1・3着と崩れなし、3走前の勝ち鞍も本物だ。5走前に11着があるが、その後は立て直している。14倍あれば十分面白い。
▼堅実 — レイナボニータ複勝・ブリリアドロ複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — アングラー×レイナボニータのワイド、アングラー×ブリリアドロのワイド(2点)。月に一度獲れれば御の字。当たれば二桁倍も出る。
▼夢 — レイナボニータ・アングラー・ボールザマホーニーの三連複1点。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは帳面の数字に筋があることだけ。乗るかどうかは各自で決めろ。