— 番頭の予想
今日の読みどころはアイローサ(3番)だ。前売り7番人気、単勝27倍。だがこちらの帳面では全馬中3番評価——市場との落差は4で、このレース最大のズレだ。
近走は1着、1着、3着。3着内率は全戦100%を保っている。3着に沈んだ一戦も崩れての敗北ではなく惜敗だ。それでも世間の扱いは7番人気。2歳の牝馬が全戦3着以内を続けながらこの人気なら、帳面を信じてみる余地は十分ある。「牝馬だから」「実績がまだ薄い」——そういう理由で市場が切り捨てた可能性をこちらは疑っている。近走の着順・3着内率・市場との落差、この三つが一本の線でつながる。それがこちらの読みの軸だ。
もう一頭、目に留まるのがロッキンチェアー(1番)。前売り9番人気33.8倍、こちらの評価は6番で落差3。近走は3着から1着への上昇ライン、3着内率も100%を保っている。世間には完全に無視されているが、帳面の上では見捨てるには早い。
逆に慎重に見るのがエイシンウルトラン(9番)だ。3番人気6.3倍だが、こちらの評価は7番。近走着順が1着、6着、1着、2着——勝ったかと思えば次走で6着に沈む。この波のある馬を3番人気まで押し上げた市場の根拠は薄いと見ている。
本命はカズドリーム(8番)、対抗はダブルゲーム(2番)。この二頭の強さは新聞通りで、こちらも異論はない。
▼堅実 — カズドリームとダブルゲームの複勝2点。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — カズドリーム×アイローサのワイド、ダブルゲーム×アイローサのワイド、2点。月に一度獲れれば御の字、当たれば二桁配当もある。
▼夢 — 三連複8-2-3(カズドリーム・ダブルゲーム・アイローサ)1点。滅多に来ない、来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは、帳面の数字に筋があることだけだ。乗るかどうかは各自で決めろ。