— 番頭の予想
まず斬り捨てる。7番、サポーズドトゥキル、4番人気12.7倍。近走を五走並べてみろ——11着、10着、8着、11着、9着。一度も3着に届いていない。3着内率はゼロだ。それが4番人気に座っている。誰がこの馬をそこまで押し上げたのか知らんが、この馬に使う金があるなら別の馬の複勝に回した方がまだ筋がある。
こちらが本編で語りたい穴はプレストガウディー(馬9)だ。5番人気17.5倍。市場では5番手だが、こちらの帳面では3番手に位置する。乖離は二つ分ある。
何が光るか。最新走は8着と沈んでいるが、二走前は3着、四走前は4着。全走ズルズルと後退しているわけじゃない。来るときは来る馬だ。市場はこの「まだら」な近走を見て警戒し、17.5倍に置いた。こちらは「たまに来る馬、しかも前売りで見落とされている」と読む。船橋1000m、ゲートが開いた瞬間から全開になる短距離戦で、この馬のスピードが嵌る展開もある。
もう一頭、ジェネシスミザール(馬10)を添えておく。6番人気18.9倍。その前は10着、10着、8着、12着と散々だったのに、前走だけ2着に飛び込んだ。条件が合ったのか、出来が上がったのか、こちらには判断できない。ただ「前走2着」という事実だけは帳面に残っている。同じ船橋、似た条件で再現性があるかどうか——買い目の端に置いておく価値はある。
▼堅実 — ファストワン複勝、アイスリンディ複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — ファストワン×プレストガウディー ワイド、ファストワン×ジェネシスミザール ワイド(2点)。月に一度来れば御の字、当たれば二桁倍もある。
▼夢 — ファストワン×アイスリンディ×プレストガウディー 三連複(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。