— 番頭の予想
まず3番人気グラズヘイム(6番)の話から入る。前売りオッズ8.1倍。だがこちらの帳面では13頭中10番目の評価だ。その落差は全馬最大になる。近走着順は7、7、4、12、1。直前の1勝だけが光るが、その前後が崩れすぎている。3番人気で3着内率2割——1勝に飛びついた市場の熱には乗れない。
本命はテセラグラディウス(1番)だ。迷わない。直近3連勝、3着内率8割。2番人気で4.2倍、新聞に書いてある通りだ。こちらの帳面も最上位を出している。これは素直に認める。強い馬を強いと言う。それだけだ。
対抗はオンナユメラク(4番)。前売り6番人気、12倍。近走着順は9、3、5、1、2——直近2走が1着→2着と上昇中だ。3着内率6割、帳面は市場より2つ上の評価を出している。大崩れした9着の前に1着と2着を並べているこの馬が、6番人気に甘んじている。12倍は見逃せない。
穴はアメリカンサンデー(8番)だ。12番人気、32倍。だが近走着順は11、5、1、3、2——直近3走が1着→3着→2着と右肩上がりだ。3着内率6割、帳面の評価は8番目と市場より4つ上になる。32倍の馬が3着内率6割を持ち、直近で上昇を続けている。市場の見方とこちらの見方にここまで筋が出ると、黙っていられなくなる。
▼堅実 テセラグラディウス複勝・オンナユメラク複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 テセラグラディウス×アメリカンサンデーのワイド・テセラグラディウス×オンナユメラクのワイド(2点)。月に一度獲れれば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢 三連複1-4-8(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家を信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。