— 番頭の予想
今夜の主役を明かす。10番ドゥフトブリューテ、前売り6番人気、単勝13.2倍。
この馬の近5走を並べてみろ。2、3、3、2、5着。3着内率は0.8だ。2番人気サヴォーカの近5走は2、2、2、3、7着で同じく3着内率0.8。安定感は完全に肩を並べている。にもかかわらずオッズはサヴォーカ3.4倍に対してドゥフトブリューテは13.2倍、4倍近い差がある。
なぜ市場はそっぽを向いたのか。直近が5着だからだ。「最近落ちてきた」と人目には映るのだろう。だが5戦中4戦が2着か3着だ。「落ちた」より「一度崩れただけで戻ってくる馬」の方がこちらの読みには近い。市場は直近の1走に引きずられて安く見た、そう踏んでいる。
サヴォーカ(2番人気)は素直に認める。近走安定、3着内率0.8、筋が通っている。新聞で分かる強さだ。本命扱いで問題ない。
気になるのはゴールドアバンティ(1番人気3.0倍)だ。近5走は3、6、4、4、6着、3着内率0.2。好走はたった1度。7歳でこのクラスでここまで市場が熱をかける理由がこちらには見えない。人気先行の典型だ。
ラースアルアイン(3番人気5.7倍)もいただけない。近走は7、6、9、9着、4戦すべて着外で3着内率0.0。こちらの帳面では9位の位置づけだ。軸に据える根拠が見当たらない。
脇役にメイショウロッキー(3番)も一枚拾っておく。前売り5番人気13.2倍でこちらは3位評価、近走は2、5、8、3、2着で3着内率0.6。波があるが要所で顔を出す。3着候補として一席置く。
▼堅実 — 複勝:サヴォーカ(5番)、ドゥフトブリューテ(10番)の2点。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — ワイド:5番-10番、5番-3番の2点。月に一度獲れれば御の字、当たれば二桁倍もある。
▼夢 — 三連複:3番-5番-10番の一点。滅多に来ない。来た時だけ大きい。宝くじの楽しみと割り切れ。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは、数字の並びに筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。