— 番頭の予想
本命はコパノモンタナと見る。近五走で3着内率0.8、二勝を含む安定した成績だ。市場も二番人気に置き、こちらの帳面でも首位。ここは素直に認める。
一番人気のオリコウエルドラドはどうか。2.8倍の断然人気。二連勝の勢いは確かだが、近五走を並べると6、7、5、1、1と末尾二つしか光らない。こちらの帳面では七番手の評価だ。勢いを頭から否定はしないが、市場の評価をそのまま信じる気にもなれない。
こちらが注目したのはワタシデイイデスカ(3番)だ。市場は五番人気、15.3倍。だがこちらの帳面では二番手の評価だ。近四走で三勝、3着内率0.75は出走馬でも上位クラス。一度の大きな負け(9着)があるだけで人気が落ちているが、その前後は全部勝っている。大敗一度で忘れられた馬のパターンだ。
そして最も面白いのがエスプリゴンザレス(11番)だ。28.7倍、十番人気。世間はほぼ切っている。だがこちらの帳面では三番手、市場との差は出走馬中で最大の七だ。
近五走を並べてみろ。2着、2着、6着、5着、3着。3着内率0.6。負けたのは6着と5着の二度だけ、残りの三走は全部圏内だ。また負けたかに見えて、また際どく来ていた馬だ。それなのに誰も気にしていない、28倍つけて素通りされている。こういう馬がひっそり穴を開けるのを、こちらはこの何十年で何度も見てきた。
▼堅実 — コパノモンタナ複勝・ワタシデイイデスカ複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — コパノモンタナ×エスプリゴンザレス ワイド・コパノモンタナ×ワタシデイイデスカ ワイド(2点)。月に一度獲れれば御の字、当たれば二桁倍もある。
▼夢 — 三連複 コパノモンタナ-ワタシデイイデスカ-エスプリゴンザレス(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家を信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけ。乗るかは各自で決めろ。