— 番頭の予想
まず整理する。今日の断然人気ベラジオジュピター、1.9倍。近5走は7着・10着・5着・10着・1着。この1勝だけを切り取れば確かに輝く。だが10着が2回ある。こちらの帳面では全9頭中8番目の評価だ。人気と帳面でこれほど乖離している馬を、「強い」とは素直に言えない。「近走にたった1回だけ走った馬」という見立てだ。断然人気に乗る気にはなれない。
では本命はどこか。8番ケンブリッジロス(4番人気、8.4倍)だ。近5走の着順: 2・2・3・8・3。5走中4走が3着以内、3着内率80%。今日の9頭の中でこの数字を超える馬はいない。唯一の8着が目立つが、あとは淡々と馬券内に居続けている。なのに世間の評価は4番人気止まり。帳面はこの馬を9頭中トップに評価している。際どく負け続けて世間の目が向かなくなった——こういう馬こそ番頭の飯の種だ。
穴として語りたいのが1番イッスンボウシ(8番人気、15.4倍)だ。近5走: 3・5・4・5・6。3着内率は20%と高くはない。だが近5走すべて6着以内、一度も大崩れしていない。帳面では9頭中3番目の評価、世間の人気は8番目——この5つの落差が気になる。1枠1番の内枠も笠松1580では悪くない。「勝ちに行く馬」ではなく「気づけばいた馬」のタイプだが、3着に絡んでくる可能性は十分ある。
ヴェルメイユドール(5番人気、9.4倍)も押さえる。近走に勝ち星があり帳面でも2番目の評価。素直に対抗で置いていい。
▼堅実 — ケンブリッジロス複勝・ヴェルメイユドール複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — ケンブリッジロス×イッスンボウシ ワイド・ケンブリッジロス×ヴェルメイユドール ワイド(2点)。月に1度獲れれば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢 — 三連複 4-8-1(ヴェルメイユドール・ケンブリッジロス・イッスンボウシ、1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家を信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。