— 番頭の予想
浦和1400ダート。前売りで最大の謎が1番人気に座っている。
エミネントキャリアだ。3.7倍。こちらの帳面では12頭中9番手——市場と帳面の落差が今日一番大きい馬でもある。近5走[4,8,9,1,6]を数えろ。3着以内はたった1度だ。あの勝利が眩しすぎて、以降の8着9着6着という失速を市場は忘れた。こちらは忘れない。
本命はブリテンだ。市場3番人気(5.1倍)だが、こちらの帳面では全頭の頂点に置く。近5走[1,8,2,2,6]、3着内率0.6。8着に沈んだレースで「ムラ馬」と見切られたかもしれないが、3着以内の3走は際どい好走で揃っている。飛ぶ時は飛ぶ、走る時は走る——その「走る時」の精度が高い馬と読む。対抗はキョウエイセレッソ。市場2番人気、帳面も2番手、珍しく一致した馬だ。近5走[1,7,10,2,3]、3着内率0.6。素直に強い、認める。
本題はアルセリア、前売り8番人気23.2倍だ。帳面では4番手に置く。近5走[6,3,8,8,3]——一見散らかっているが、3着が2本ある。3着内率0.4はこの人気帯の馬が持つ数字じゃない。連続して8着に飛んだ間に人気が落ちてそのまま据え置かれている。浦和ダート1400、条件は変わらない。23倍でこの帳面は見直す価値がある。
▼堅実 — ブリテン複勝・キョウエイセレッソ複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — ブリテン×アルセリア ワイド・キョウエイセレッソ×アルセリア ワイド(2点)。月に一度抜ければ御の字、来れば二桁倍もある。
▼夢 — ブリテン-キョウエイセレッソ-アルセリア 三連複(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけ、乗るかは各自で決めろ。