— 番頭の予想
ヴァルトバーデンは認める。近4走で半分が馬券圏内、1.1倍。帳面がひっくり返す理由がない。素直に軸に置く。
本題はサノケン(7番)だ。前売り8番人気52.8倍。市場はまるで相手にしていない。
だがこちらの物差しでは全馬中2番目の評価が出ている。この落差が今回のポイントだ。
近走着順を直近から並べると4、4、2、10、9。世間が嫌っているのは10着・9着の古傷だろう。しかしそれ以降、2着、4着、4着と3走続けて安定している。力負けではない、着順の古傷だけ見て忘れられた馬だ。
しかも今日は雨の不良馬場、金沢ダート1500m。ぬかるんだ馬場は地力が出やすく、近走の流れに連続性がある馬の方が信用できる条件だ。7歳牡馬、場数も踏んでいる。52.8倍でいてくれるなら御の字だ。
逆に慎重になりたいのがキラメキダンサー(6番)。前売り3番人気18.6倍だが、こちらの帳面では8番評価。近走は8→2→9→10→8と波が激しい。2着の光る走りが一度あれば市場は飛びつく。だが前後の崩れっぷりを見れば、条件が嵌った一発だったと読む方が自然だ。人気ほどの信頼は置けない。
買い目はこう組む。
▼堅実 — ヴァルトバーデン複勝・キクノサヴィ複勝の2点。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守るだけの層だ。
▼妙味 — ヴァルトバーデン×サノケンのワイド・ヴァルトバーデン×ムーンライトアリアのワイドの2点。月に一度引ければ御の字。サノケンが絡めば二桁倍も見える。
▼夢 — 三連複 ヴァルトバーデン-サノケン-キクノサヴィの1点。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家を信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。