— 番頭の予想
本命はラッキーホープ、6番だ。
前売り2番人気の2.3倍。市場は一番に置かなかったが、こちらの帳面では7頭の頭だ。差は僅かだが、この1枠分のズレに今日の角度がある。
直近5走を数えると、3着以内が4回。唯一の着外も4着だった。力負けではない。安定して上位に来る馬が、市場では2番手に抑えられている——その理由をこちらは問い直す。
対抗はワンダーウーマン、2番だ。前売り1番人気の2.2倍。近走2連勝中の勢いは本物で、5走で3着以内も4回とラッキーホープと並んでこのメンバーで最高だ。市場の評価は正しいと認める。ただしこちらの帳面ではわずかに届かない。どちらが来ても不思議はない、という誠実な話でもある。
今日の角度の核はピンクヴェノム、4番だ。
前売り3番人気の4.9倍。市場もこちらも評価は一致しているが、束ねて読むと別の顔が見える。直近5走で2着が二度、4着が二度、5着が一度。1着がない。一見、勝ち切れない馬と映る。だが2着二度という事実は「惜しいところまでは届く馬」という読みでもある。
重馬場のダート1200だ。粘り道では末脚勝負が難しくなり、地力とポジションで走れる馬が残る。「2着を繰り返す馬」に今日の馬場が味方する展開があると見た。保証はしない。ただその筋が全くないとは思わない。
〔買い目〕
▼堅実 — ラッキーホープ複勝・ワンダーウーマン複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — ラッキーホープ×ワンダーウーマン ワイド・ラッキーホープ×ピンクヴェノム ワイド(2点)。月に一度獲れれば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢 — 三連複 ラッキーホープ-ワンダーウーマン-ピンクヴェノム(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけ。乗るかは各自で決めろ。