— 番頭の予想
まず結論。今日の眼目はリコーミカ、前売り八番人気、二十倍超えだ。
近走を数えると[2,2,1,4,2]——五走のうち四度が3着以内、直近二走は連続二着、一度は勝ってもいる。3着内率0.8。これだけ安定して駆けている牝馬がなぜ市場に埋もれているか。帳面ではジーティーアムールに次ぐ二位、全馬中で市場との乖離が最も大きい。「勝てない」のではなく「一歩届かない日が続くうちに誰も振り向かなくなった」——そういう馬だ。崩れていない。消えているだけだ。
逆に手放しで切れるのがサニーサフラン。四番人気十倍台だが近走は[9,5,12,4,12]——直近五走のうち十二着が二度ある。3着内率ゼロ。帳面でも最下位圏だ。市場がなぜ四番人気に押しているのか分からないが、こちらは乗らない。
本命はジーティーアムール。[1,1,1,2,1]の安定感は本物で、帳面も最上位、異論はない。アズキチャンは直前二走の勝利は確かだが、2.7倍の一番人気は少し重い。
■買い目
▼堅実 — 5番ジーティーアムール複勝・6番アズキチャン複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — 5番×10番ワイド(ジーティーアムール×リコーミカ)、6番×10番ワイド(アズキチャン×リコーミカ)(2点)。月に一度獲れれば御の字、当たれば二桁倍もある。市場が見落とした馬を拾えた時の配当だ。
▼夢 — 三連複5-6-10(ジーティーアムール・アズキチャン・リコーミカ)(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。宝くじの楽しみと割り切れ。夢は百円で十分だ。
言っておく。当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があること、それだけだ。乗るかは各自で決めろ。