— 番頭の予想
穴はヴィヴィアンワン(12番)だ。
前売りで12番人気、オッズ26.9倍の最下位付近。ところが帳面を開くとこのメンバーで本命の次、2番手評価になる。市場との読みの差はこのレースで最大。この落差が今日の出発点だ。
近走の数字を束ねてみろ。直近5走が6、5、7、2、4着。世間は「6・5・7」という着順を見て放り投げるが、直近2走には2着と4着がある。浮上してきている馬だ。3着内率は0.2——これはフェイントライト(3番人気8.6倍)やアップメイヒメ(4番人気10.0倍)と全く同じ数字だ。オッズはその3倍近い。力の差でなく、人気の偏りが生んだ歪みがここにある。
もう一頭、帳面で4位評価のサンルーナ(11番)。8番人気14.3倍、読みの差は4ポイント。近走に3着があり、3着内率0.2。同じく読みの差が大きいメイショウウミカゼ(2番・9番人気)も気にはなる。だが近走5走でひとつも3着以内に届いていない。差の大きさは本物だが、着順の実績では一枚落ちる。サンルーナの方が素直に付き合える相手だ。
展開の軸はビックピカンテ。ここに刃向かう気はない。焦点は世間が無視した馬たちが紛れ込めるかどうかだ。
▼堅実
ビックピカンテ複勝・サンルーナ複勝の2点。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守るためだけの層だ。
▼妙味
ビックピカンテ×ヴィヴィアンワン ワイド、ビックピカンテ×サンルーナ ワイドの2点。月に一度獲れれば御の字。ヴィヴィアンワンが絡めば二桁倍もある。
▼夢
三連複8-11-12の1点。滅多に来ない。来た時だけ大きい。宝くじの楽しみと割り切れ。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家を信用するな。こちらが言えるのは帳面の数字に筋があることだけ。乗るかは各自で決めろ。