— 番頭の予想
こちらの帳面でトップに出たのはミシロウェイだ。近走3着内率0.8、直近に1着が2つ続く。2番人気5.6倍は市場と概ね一致している。本命はここで順当だろう。対抗はノヴェルウェイ。1番人気3.2倍と薄いが、力は確かで否定しない。
問題はここからだ。
こちらの帳面で全馬3番手に出てきたのが7番ゴールドクレスト、6番人気8.6倍だ。市場との落差が最も大きい馬で、そこに読みが入る。
戦歴を追えば「1着、1着」と2連勝した後、「8着、6着、7着」と急失速した。9歳牡馬、斉藤友香騎手。失速の理由が読み方の分かれ目だ。力の限界なら話にならない。だが体調や展開の問題に過ぎないなら、2連勝の内容は本物だったはずだ。そこからの急落が謎のまま消えていくのは惜しい。こちらの帳面はまだ走る馬と弾いている。重馬場の今日、試金石になる。
もう1頭は3番ボンディマンシュ、10歳のせん馬だ。年齢で切る者がほとんどだろう。だが近走着順を見れば「3着、5着、3着、2着、2着」——直近2走が2着続きだ。3着内率は0.8で全馬最高水準。5番人気7.0倍で見向きもされていない。力負けじゃない、際どく負け続けて誰も見なくなった馬だ。この手の馬はどこかで一発が来る。
逆の意味で一言入れておく。3番人気5.8倍のゴールドクロスは、こちらの帳面で出走馬最下位に出た馬だ。11歳牡馬、近走3着内率0.0、着順も「8着、5着、8着、7着、11着」と厳しい数字が並ぶ。なぜ3番人気なのか理解できない。この馬だけは受け取れない。
▼堅実
ミシロウェイ複勝・ノヴェルウェイ複勝(2点)
そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味
ミシロウェイ×ゴールドクレスト ワイド
ミシロウェイ×ボンディマンシュ ワイド
ノヴェルウェイ×ゴールドクレスト ワイド(3点)
月に一度獲れれば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢
三連複 2-3-7(1点)
夢は百円で十分だ。来た時だけ大きい。宝くじと割り切れ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家を信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。