— 番頭の予想
本命はトップパワー(11番)だ。近走5戦で1、2、3、1、2——5戦連続3着以内、2勝。このクラスでこれほど安定している馬が5番人気8.9倍に収まっている。素直に強い。深追いはしないが、素直に認める。
穴として掘り起こしたいのはジュライファースト(3番)だ。40倍の10番人気。だが近走4戦の着順を数えてみろ。5、1、4、3。3着内率は0.5、1勝もある。こちらの帳面では12頭中2番目の評価で、市場との落差は全馬中で最も大きい。「直近が5着だから」と見切られたのか、それとも単に名前が知られていないだけか。市場が眠らせている間に、数字だけは積み上がっている馬だ。
もう一頭、ルミナスピラー(9番)も添える。32倍の9番人気。近走4戦で7、2、3、6。3着内率0.5はジュライファーストと同じだ。7着から2着・3着と上がってきて、直近は6着。息切れかどうかは走ってみなければ分からないが、帳面の評価は4番目。この倍率でその数字は、市場が見落としている角度がある。
一方で1番人気テレヴァカ(12番)の根拠がこちらには見えない。近走5戦で8、6、11、6、5——3着内率ゼロだ。3番人気ラントリサント(8番)も7、9、10、9、9でゼロ。この二頭に金を乗せる理由は帳面の上には出てこない。それだけは言っておく。
▼堅実
トップパワー複勝 / ジュライファースト複勝(2点)
そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味
トップパワー×ジュライファースト ワイド
トップパワー×ルミナスピラー ワイド(計2点)
月に一度形になれば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢
三連複 トップパワー-ジュライファースト-ルミナスピラー(1点)
滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのはこの帳面に筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。