— 番頭の予想
今日のこちらの筆頭は2番ララヴァニーユだ。前売り最低人気——世間は完全に見切っている。だがこちらの帳面では全頭の一番に置いた馬だ。
前走は1着だ。それでも最低人気——これだけで番頭は目を疑う。直近5戦を並べれば1着・2着・2着・3着・6着、3着内率は8割だ。掲示板から消えてばかりの馬に付くオッズじゃない。牝馬の3歳でこれだけの安定感がある。市場が何を根拠に見切ったのかこちらには分からない。だからこそ「来ない根拠」を誰も持っていない可能性がある。前走勝利・直近8割・最低人気——この三つを束ねれば、一本の面白い筋が見えてくる。
3番サンウイングも捨てがたい。8番人気55倍のベテラン牡馬6歳だ。直近4戦の3着内率は0.75——4走して3走が上位に来ている。55倍という値とこの成績は噛み合っていない。「古馬だから」「6歳だから」で切り捨てているだけに見える。こちらの帳面では3番手評価だ。
チョッパスニーは素直に認める。1番人気1.9倍、こちらの帳面でも2番手。勝ち星と連対実績があり、数字に筋が通った馬だ。「人気を疑え」が信条だが、こういう馬を無理に穴馬扱いするのは番頭の仕事じゃない。強い馬は強い、それだけだ。
カーロアヴァンティの2番人気には乗れない。直近2連勝は認めるが、その前3戦は9着・10着・6着だ。波が荒すぎる。こちらの帳面では6番手評価だ。
▼堅実 — チョッパスニー複勝・ララヴァニーユ複勝(2点)
そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。大きく負けないことが競馬を長く楽しむ基本だ。
▼妙味 — チョッパスニー×ララヴァニーユ ワイド・チョッパスニー×サンウイング ワイド(2点)
月に一度獲れれば御の字。ララヴァニーユが絡めば二桁倍もある。サンウイングが来れば配当は跳ねる。
▼夢 — 三連複 7-2-3(1点)
滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ、金を積む層ではない。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。