— 番頭の予想
馬名を明かそう。こちらが注目するのは10番ラマントヴァーナだ。前売り12番人気、オッズ93.5倍。だが帳面では3番目にいる。この落差が9。
一戦しか走っていない馬が帳面の上から3番目に来る。理由がある——「その一走の中身が水準以上だった」ということだ。牝二歳のキャリア浅い馬は、一走の内容が評価の全てになる。市場は「一走の馬は読めない」と12番人気にした。帳面は「その水準が高い」と見て3位を付けた。3着内率1.0、一戦一勝。93.5倍という値段とこの落差は、乗るかどうか各自で考えてくれ。
もう一頭、添えておくのが6番ツリーオブライフだ。近走の着順を並べてみろ——2着、1着、2着、1着、2着。五戦全て3着以内。三着以下がない。3着内率1.0。「勝ちきれない馬」として市場は7番人気37倍に置いた。だが負けた三戦は全て勝ち馬の直後。展開一つ変われば頭に来た馬だ。帳面5位、前売り7位——37倍という値段に見合わない安定感がここにある。
門別ダート千二百は前が速くなりやすい。馬場は良。セルアウトクラウドが先手を取るレースが基本線だが、展開が崩れれば後ろの馬に出番が来る。
▼堅実
セルアウトクラウド複勝・ドッカンキャベツ複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味
セルアウトクラウド×ラマントヴァーナ ワイド、セルアウトクラウド×ツリーオブライフ ワイド、ドッカンキャベツ×ラマントヴァーナ ワイド(3点)。月に一度獲れれば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢
三連複:セルアウトクラウド—ドッカンキャベツ—ラマントヴァーナ(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分、積むな。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは、帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。