— 番頭の予想
まず1番人気エーデルワイスの話から片づけておく。前売りオッズ4.9の断然人気だが、近走5走の3着内は1回だけ。新聞が推すなら推すがいい。こちらの物差しでは別の馬が浮かぶ。
本命に据えるのはデルマアリエル(8番、達城龍次)。こちらの帳面でも頭に来ており、市場も2番人気(6.5)と素直についてきている。この馬は正直に強い——深追いしない。
だが今週、こちらが目をつけた馬は1番・ショーシャンクだ。
近走5走[3,8,4,1,3]——パッと見れば8着が目に入る。だが逆から読め。崩れたのはその1回だけ、残り4走はすべて3着内で、1着まである。近走3着内率0.6はこのメンバーで断然トップだ。「1回崩れただけで4番人気に落とされている安定馬」と「5走中1回しか3着内がない1番人気」を並べると、市場がどちらを過大評価しているかは見えてくる。前売りオッズ8.4、1番人気の倍近い配当が乗る。こちらの帳面でも2番目の評価だ。
穴の相手にはフタバサクセス(2番)。近走[2,6,10,2,5]で2着が2回、だが10着の大崩れが目を引いて市場は6番人気(8.6)に落としている。こちらの帳面では3位、市場より3つ上の評価だ。崩れる時は崩れるが、2着に来る時はきっちり来る馬で、重馬場の長距離でふたを開けてみるだけの価値がある。
重馬場2400、ペースは落ち着く公算が高い。そういう展開で最後まで崩れない馬の価値は、終盤になって初めて表れる。
▼堅実 — デルマアリエル複勝・ショーシャンク複勝(2点)。本命と安定軸を複勝で押さえる。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — デルマアリエル×ショーシャンクワイド・ショーシャンク×フタバサクセスワイド・デルマアリエル×フタバサクセスワイド(3点)。月に一度来れば御の字、当たれば二桁倍もある。
▼夢 — 三連複 8-1-2(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。宝くじと同じ楽しみ方でいい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは、帳面の裏に筋が通っていることだけだ。乗るかは各自で決めろ。