— 番頭の予想
穴は6番レミギノテソーロだ。前売り36.1倍、7番人気。だが前走には勝ち鞍がある——前走勝って36倍というのは、少しおかしな話だ。
帳面を繰れば訳が見える。近5走が4・1・6・4・3着。勝ちと着外が混在するムラのある馬として世間には映っている。「前走は運が良かっただけ」の烙印が、勝ち鞍すら薄めてしまったのだろう。ところがこちらの帳面では、全馬の中で上から3番手の評価が出ている。今夜の11頭で、市場との読みのズレが最も大きく開いている馬だ。ムラのある馬が嫌いな条件で大敗するのと、このクラスのダート1400で走れないのとは別の話である。勝ち鞍があり、着外に際立った大敗も少ない。市場が見落としているとしたら、そこがこちらの着眼点になる。
本命に置くのはパーンテソーロ(5番)だ。こちらの帳面で全馬トップの評価。近4走が1・3・4・1着、3着内率0.75は今夜の出走馬で断トツだ。前売り3番人気4.3倍。新聞でも上位に並ぶ馬だが、帳面も同じ方向を向いている。番頭が「素直に強い」と認める場面を、今夜ここで出す。
対抗はイアソンテソーロ(2番)。帳面では2番手評価。4番人気4.8倍だが、近2走が1着・2着と好調で3着内率も0.5。このクラスで連続好走しているなら外せない。
1番人気サンマルヴァレーは一言だけ触れておく。7歳牝馬、近5走の3着内は1回のみ。その1勝を受けた3.0倍はこちらには割高だ。帳面でも6番手評価。深追いしない。
▼堅実 — 5番複勝・2番複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — 5番×6番ワイド・2番×6番ワイド(2点)。月に一度獲れれば御の字。当たれば二桁もある。
▼夢 — 三連複2-5-6(1点)。まず来ない。来た時だけ大きい。宝くじと割り切れ、百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは帳面の底に筋があること、それだけだ。乗るかどうかは各自で決めろ。