— 番頭の予想
まず本命から片づける。5番リコーシュペル、近五走は3、1、2、1、2。3着内率100%。2番人気4.6倍。文句のつけようがない。この安定感は市場も正直に評価している。「新聞見りゃ分かる」の馬だが、こちらも逆らわない。
11番バイシュウ、3番人気5.8倍、3着内率60%。ここも新聞の範囲だ。
さて本番はここからだ。
8番カワキタボーダレス、7番人気16.5倍。帳面に書かれた近五走は6、3、1、2、1。3着内率80%、直近で1着が2回入っている。なぜ7番人気か。こちらには解せない。市場は16.5倍のゴミ扱いをしているが、直近の走りはリコーシュペルと大差ない。820メートルのダート短距離、前で押し切る馬が残りやすい条件だ。この成績でこのオッズ、世間との落差が大きすぎる。
もう一頭、12番ジャンマギアーナ、12番人気58倍。近五走は8、2、1、8、5。3着内率40%。世間は捨てているが、2着と1着がしっかりある。8着が挟まるのが気になるが、それを差し引いても58倍は世間と帳面の乖離が激しすぎる。走る時と走らない時がある馬、と言ってしまえばそれまでだが、こういう馬が展開に恵まれた時に騒ぎが起きる。
一点だけ言っておく。1番人気2.5倍のグランレイハート、近五走が7、9、6、7、7。3着以内が一度もない。なぜこのオッズなのかこちらには読めない。ここは素直に疑う。
▼堅実 — リコーシュペル複勝・バイシュウ複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — リコーシュペル×カワキタボーダレス ワイド、リコーシュペル×ジャンマギアーナ ワイド(2点)。月に一度来れば御の字、当たれば二桁倍もある。
▼夢 — 三連複 リコーシュペル-バイシュウ-カワキタボーダレス(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家を信じるな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があること、それだけだ。乗るかは各自で決めろ。