— 番頭の予想
前売りでは8番ソルエストレーラが断然人気。直近5戦で1着・2着・1着・1着・1着。3着内率100%、2.3倍という評価はこちらの帳面でも動かない。本命に据える。2番人気ノヴェルウェイも直近5走で2着・1着・5着・3着・4着と安定しており、3着内率0.6は対抗として妥当だ。上位2頭については珍しく人気どおりで語ることがない。
本題に入る。
今回注目したのは3番ネバーエバー、前売り10番人気56.2倍だ。この数字だけ見れば捨て馬だが、近走を並べると話が変わる。直近5走の着順を追う——2着・4着・6着・2着・3着。一度だけ6着に落ちているが、残り4走はすべて4着以内。2着が2回、3着が1回。近走3着内率は0.6で、10番人気の馬としては異様に高い。負けているのは事実だが、惨敗じゃない。際どく競り合って惜しくも届かない、そういう負け方を繰り返してきた馬だ。こういう馬は一度着外に沈むと世間に忘れられ、そのまま高オッズが固定される。56.2倍はその産物とこちらは読んでいる。
加えてもう一点。この11頭でネバーエバーだけが牡馬だ。牡6歳という年齢は決して若くないが、B2ダート戦の場数は積んでいる。盛岡のコースを何度も経験した馬が、一度の着外で市場に見捨てられているとしたら、その落差は活かせる角度だ。
もう一頭だけ触れておく。1番マルーントリック、6番人気17.2倍。近走3着内率0.8は出走馬の中でも高水準で、5走を並べると1着・7着・1着・3着・2着。7着に一度崩れているせいでムラ馬のイメージがあるが、その1走を除けばすべて3着以内だ。17.2倍でこの3着内率は妙味がある。
■買い目
▼堅実 — ソルエストレーラ複勝・ノヴェルウェイ複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — ソルエストレーラ×ネバーエバー ワイド・ソルエストレーラ×マルーントリック ワイド・ノヴェルウェイ×ネバーエバー ワイド(3点)。月に一度獲れれば御の字。当たれば二桁配当もある。
▼夢 — 三連複 8-10-3(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。宝くじの楽しみと割り切れ。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家を信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかどうかは各自で決めろ。