— 番頭の予想
本命から片付ける。マンノライトニングだ。1番人気1.8倍。5走で3着内率10割、直近2走が連続1着。こちらの帳面も同じ評価を出している。人気通りに強い馬を素直に認めるのは番頭の仕事のうちだ。この馬を無視する理由はない。
市場が見落としているかもしれない一頭はキャッシュブリッツだ。6番人気、単勝17.6倍。近走は2着・5着・5着・2着・2着——2着が3回、5着が2回。「一度も勝てない馬」という読みが6番人気の理由だろう。だがこちらの帳面は惜敗と凡走を区別する。2着が3回というのは、それだけ上位と際どく張り合ってきた証拠だ。5着も掲示板圏内で大崩れがない。こちらの物差しでは全馬4位に置く。市場は6番目。この落差が今日の「別の角度」だ。17.6倍はその対価として悪くない数字だ。
もう一頭触れておく。カワテンマックスだ。4番人気7.3倍、こちらの帳面は2位評価。5走で3着内率0.8——掲示板を外したことがない安定感だ。妙味は薄いが、本命と組む馬として一番筋が通っている。
逆に言っておきたい馬がある。キミノハートだ。5番人気14.3倍、しかしこちらの帳面は全馬最下位評価。近走に11着・8着と大崩れが混じる。3着が一度あるが、それ以外の着順を並べれば市場の評価は甘すぎる。この馬に乗る気があるなら止めはしないが、こちらはその気にならない。
▼堅実 — マンノライトニング複勝・カワテンマックス複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — マンノライトニング×キャッシュブリッツのワイド・マンノライトニング×カワテンマックスのワイド(2点)。月に一度獲れれば御の字。キャッシュブリッツが絡めば二桁倍もある。
▼夢 — 三連複 マンノライトニング・カワテンマックス・キャッシュブリッツ(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。