— 番頭の予想
穴の正体から明かす。8番アオイアルザード、牝3、前売り10番人気47.6倍。こちらの帳面では3位に置いた馬だ。
近走で1着と2着を持つ、3着内率0.4。同じ5走の中に9着もある——市場はそこを嫌って10番人気まで放り込んだ。だが別の角度で見ろ。3歳の牝馬が古馬混じりのC1で勝ち星を取り、2着にも入っている。地力のない馬にはできない話だ。凡走の印象だけで地力ごと見落とした——それが市場とこちらの帳面のズレの正体だと読んでいる。
もう一頭、語らずにはいられない。10番ウィンザーロア、牡6、前売り最低人気95.2倍。こちらの帳面では2位評価だ。近走着順を直近から読むと2着・3着・5着・7着・10着——一度下降した馬が直近2走で見事に2着・3着と立て直してきた格好だ。3着内率0.4。最低人気の帳面2位という落差は、このメンバーで最も大きい。当たる保証はないが、立て直した気配は捨てがたい。
逆に最も疑っておきたいのが7番フォクシーだ。前売り2番人気4.4倍。だが近走5走すべて9着以下で直近は12着、3着内率0.0。こちらの帳面では12頭中最下位だ。なぜここまで人気が集まるのか数字の説明がつかない。人気馬の中で最も疑ってかかるべき一頭だ。
▼堅実 ——ギフトバスケット複勝・アオイアルザード複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 ——ギフトバスケット×アオイアルザードのワイド・ギフトバスケット×ウィンザーロアのワイド(2点)。月に一度獲れれば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢 ——三連複2-8-10(1点)。来ることは滅多にない。宝くじと同じ割り切りで持て。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけ。乗るかは各自で決めろ。