— 番頭の予想
先週の答えを出す。本命⑧が圏外に消え、対抗⑤テーオーパスワードの複勝170円だけが届いた。穴も三連複も外れ。外れは外れだ。
本命は⑬ルシード(前売り1番人気4.4倍)だ。帳面もこの16頭でトップに置く。過去の平均着順が1.0、3着内率80%、持ち時計は全馬最高値——どこを切っても上だ。同距離で6割、同馬場でも6割近い3着内実績。北村友騎手とのコンビは3戦全て馬券内で100%の成績がある。これは新聞で分かる強さだ。番頭の仕事は別のところにある。
対抗は⑩ナムラクララ(前売り3番人気5.1倍)だ。帳面2番手。全成績の3着内はゼロだが、芝1200mに限ると同距離3着内率41%に化ける。距離が嵌らなかっただけの馬だ。負けた時の着差も平均0.07馬身と全馬最小クラス——際どく外れ続けてきた記録だ。浜中騎手との組み合わせは8戦3回の3着内実績がある。
展開を読む。⑨カンティーユが前を握る。逃げ率60%、平均先行位置2番手以内——今日も先頭に絡む確率は高い。この逃げ馬がどこまで粘るかが今日のカギだ。
こちらの掘り出しは⑧モズナナスター(前売り8番人気18.5倍)だ。帳面は16頭中3番目に置いている。筋を束ねる。ベスト後3Fを数えると32.7秒——全16頭で最速の末脚だ。負けた時の着差は平均0.1馬身、際どく届かないを繰り返している。芝1200mの同距離3着内率は47%、過去に人気より上の着順に来た率は全馬最大の水準だ。弱点は位置——平均10番手以降からの競馬で、短距離の前有利展開では展開の助けがいる。直近フォームも下がっている。それが18倍に据えられた理由で、こちらもそのリスクを否定しない。だがこの末脚と僅差の負け続けの組み合わせに、市場とは違う角度の筋がある。
▼堅実 — ⑬複勝・⑩複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — ⑬×⑧ワイド・⑩×⑧ワイド(2点)。月に一度拾えれば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢 — 三連複⑧⑩⑬(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかは各自で決めろ。