— PREDICTIONS
雨の浦和、不良馬場の2000メートル。こういう日は足元が狂う。いつもと同じ感覚で人気馬を押さえておけば大丈夫——そんな気の緩みが命取りになるのが泥の長丁場だ。地力を持つ馬と持たない馬が、乾いた馬場よりずっと露骨に分かれる。 5番スピンディエゴールは認めよう。市場も、こちらの帳面も揃ってトップ評価。近走2着、1着、2着、2着と安定した結果を並べてきた馬だ。これは新聞を見れば分かる話。ここは深追いしない。 面白いのはその周りだ。今日のメンバー表を眺めると、市場が6番手、7番手と冷たく値踏みしているのに、帳面では2番手、4番手に置くべき馬が複数いる。着順の面だけ見れば地味に映る。だが数字を重ねると、この条件でこそ浮かび上がる筋が見えてくる。人気薄が食い込む下地は十分にある。 馬の名前、なぜそう見るか、買い目の組み方まで——本編で明かす。