— 番頭の予想
今日の本命はモモロイヤルで動かない。近走5戦で1、1、1、1、2。直近4連勝、その前も2着。3着内率10割は言葉の余地がない。市場も帳面も一致している。こういう馬を素直に軸に据えずして、何のための予想か。
ではその外側で何を拾うか。ここが番頭の仕事だ。
こちらが帳面で評価したのはジュンオーズ、前売り6番人気18.1倍だ。市場は6番に置いているが、帳面では2位評価。その落差が4つある。
近走5戦の着順を並べろ。4、3、2、7、3。3着内率0.6だ。6番人気の馬が叩き出す数字じゃない。7着に沈んだ一戦があってもこの安定感。それ以外はすべて掲示板に顔を出している。7歳牡で市場は「盛りを過ぎた」と見切っているかもしれないが、帳面は別の景色を映している。安定してこそ、軸の相手候補だ。
もう一頭、セイウンスペリオルも頭に置いておけ。前売り8番人気27.2倍。帳面では3位評価。今日のメンバーで市場との差が最も大きい馬だ。近走の着順は2、6、4、8、2。数字が揺れるが、2着が2回交じっている。力で負けているわけではない。4歳牝馬でここからまだ伸びる余地がある。この倍率は安すぎるとこちらは読む。
念のため言っておく。前売り2番人気4.9倍のタイイクスワリは買わなくていい。近走4戦: 6、10、9、10。3着内率0割だ。この馬に人気が集まる構図が馬券を難しくしている。2番人気が消えれば、配当に旨味が生まれる。
▼堅実 — モモロイヤル複勝・ジュンオーズ複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味 — モモロイヤル×ジュンオーズ ワイド・モモロイヤル×セイウンスペリオル ワイド(2点)。月に一度来れば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢 — 三連複9-10-3(1点)。夢は百円で十分だ。滅多に来ない。来た時だけ大きい。宝くじの楽しみと割り切れ。
当たるとは請け合わない。儲かるとも言わない。儲かると言う予想家を信用するな。こちらが出せるのは、帳面の裏に筋が通っているという話だけだ。乗るかどうかは各自で決めろ。