— 番頭の予想
では明かす。ジャイロ、馬番9、前売り8番人気22.6倍。これだ。
近走着順を並べてみろ——1、2、1、4、4。5走のうち2勝、3着以内が6割。5歳牡馬で今が旬の年齢だ。この成績がなぜ22.6倍になる。世間は直近2走の4着を見て「落ちた馬」と判断したのだろう。だがその2走前を見ろ。1着、2着、1着だ。帳面を全馬分測ると、ジャイロの数字はひとり際立った。市場との落差で言えばこの9頭中最大、物差しでは全馬トップ。世間が見捨てた5歳馬が22.6倍で転がっている。
スティールペガサスは直近5走全て3着以内、3着内率10割という驚異的な安定感。9歳馬ながらこれは本物だ。素直に強いと認める。ボイラーハウスも近走3着、2着、3着、1着と安定しており、こちらの帳面でも3番評価。この2頭を軸に組む。
ケイアイドリーについては言いたいことがある。1番人気2.0倍だが、近走4戦で3着以内がゼロ。着順は13、12、5、16。9歳でこれは厳しい。「昔強かった馬」に人気が集まる現象は毎週どこかで起きているが、今夜もその罠がここにある。こちらは完全に切る。
重馬場のダート1200。スピードとパワーが問われる条件だ。安定感のある2頭を軸に、帳面トップのジャイロを絡める。
▼堅実——スティールペガサスとボイラーハウスの複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味——ジャイロ×スティールペガサスのワイド、ジャイロ×ボイラーハウスのワイド(2点)。月に一度獲れれば御の字。当たれば二桁倍もある。
▼夢——ジャイロ-スティールペガサス-ボイラーハウスの三連複(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは、帳面の筋が見えるということだけ。乗るかは各自で決めろ。