— 番頭の予想
ヘヴンリースカイを目をつけている。前売り10番人気、16.1倍。新聞では見向きもされていない。だがこちらの帳面ではこの12頭でトップ評価だ。
何が光るか。まず3着内率0.6。12頭の中でこれだけの数字を持つのはこの馬だけだ。5走して3回は掲示板に絡んでいる。次に近走を束ねる。着順を並べると2着、3着、中間に8着と5着の凡走を挟んで、直近でまた2着だ。良い時と悪い時はある。だが「良い時」に確実に掲示板に残ってくる。力がないならこうはならない。世間が10番人気まで下げた根拠はその中間の凡走だろうが、3歳のダートは振れ幅の大きい馬が多い。帳面トップ評価の馬が16倍——これが市場とこちらの最大の落差だ。
もう一頭添えておく。ブロンディ、30.9倍の最低人気。帳面では3番目の評価だ。近走に2着と3着が一度ずつ、3着内率0.4。30倍超の馬が5走で半数近く掲示板に絡んでいる。数字の筋は通っている。
逆に疑っているのが1番人気ハタノグランクリュだ。3着内率0.2、前走11着、前々走9着と続く。3.9倍まで押し込まれる根拠は前々前走の1着しかない。勝った後に三連続凡走の馬を軸に置く気にはなれん。3番人気トンデトンデトンデも帳面では最下位評価、前走8着・前々走16着と近走が崩れている。
▼堅実
アンファール複勝・ヘヴンリースカイ複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守る層だ。
▼妙味
アンファール×ヘヴンリースカイ ワイド・アンファール×ブロンディ ワイド(2点)。月に一度当たれば御の字。当たれば二桁倍も見える。
▼夢
アンファール×ヘヴンリースカイ×ブロンディ 三連複(1点)。滅多に来ない。来た時だけ大きい。宝くじと割り切れ。夢は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。儲かると言う予想家は信用するな。こちらが言えるのは帳面の裏に筋があることだけ。乗るかは各自で決めろ。