— 番頭の予想
今週の一押しはミスティライラックだ。
前売り6番人気、単勝16.9倍。新聞では中段より下の扱いを受けている。だがこちらの帳面をめくると話が違う。直近4走の着順は5、2、2、3。最近3走でことごとく2・3着台に顔を出し、4走でまとめた3着内率は0.75だ。上位人気馬の数字と比べてみろ——見劣りしない。それでも6番人気16.9倍。世間はこの馬の何を嫌っているのか。
おそらく直近の5着だろう。だが問題は「どう負けたか」だ。その前を見てくれ。2着、2着、3着と続いている。力が抜けた凡走の連続ではない。上位に来る地力はある。それを一度の5着で見切るのは早計だ。帳面の物差しでは全馬中3番手の評価が出た。市場との3枠分の落差——これが番頭の引っかかりの正体だ。
ついでに言えば、3番人気のノリノリブリランテ。近5走の着順は3、3、4、4、2。負け続きではないが4着がやたら多い。帳面では4番手評価で市場の3番人気より一つ下だ。3番人気に厚く張るより、同じ金でミスティライラックのワイドを抑えた方が、こちらには筋が通る。
マルヨハルキとマンノライトニングは認める。近5走4勝の勝ち鞍と5走連続馬券内の安定感は本物だ。この2頭の軸は動かさない。
▼堅実 — マルヨハルキ複勝・マンノライトニング複勝(2点)。そこそこ当たるが配当は薄い。懐を守るだけの層だ。
▼妙味 — マルヨハルキ×ミスティライラックのワイド・マンノライトニング×ミスティライラックのワイド(2点)。当たれば二桁倍もある。月に一度来れば御の字の層だ。
▼夢 — 三連複 4-9-10(マルヨハルキ・ミスティライラック・マンノライトニング)(1点)。来ることは滅多にない。来た時だけ大きい。宝くじと割り切れ。夢の層は百円で十分だ。
当たるとは請け合わない。「儲かる」と言う予想家こそ信用するな。こちらが言えるのは、帳面の裏に筋があることだけだ。乗るかどうかは各自で決めろ。